サラ金

サラ金と言う言葉はあまり使われなくなりましたが、今のサラ金は以前のようにサラリーマンだけの対象ではなく、主婦やOL、自営業やアルバイトなど、成人した大人全てを対象にしています。

「サラ金」とは、言葉の意味としてはサラリーマン金融の略称となっております。 しかし言葉通りサラリーマンだけを対象にしているわけではなく 一般の個人を対象に融資をしている消費者金融を指して呼ばれています。

一般的にサラ金というイメージはよくないイメージばかりですよね。 確かに昔はひどく無登録で出資法指定の金利以上の利息で貸付を行っている業者もいました。 有名な話では10日で1割といったようなとんでもない金利を設定している業者も存在しました。

1日1%の利息になるわけで、10日で利息が1万円で1年後には利息だけで36万5千円にもなるわけです。 しかし現在は出資法の定める金利(上限で29.2%)で貸し付けをしており、 都道府県に貸金業登録業者へ届出を出している業者が多くなっています。

そのため以前のイメージとは異なり、実際は利用者の要望によって返済方法を選べたり、 金利も低い業者も登場しているほどなのです。

サラ金は通常の消費者金融から、カードローンやキャッシングと名前を変え世の中に普及しているのです。 サラ金が大流行した昔はサラ金業者が街にあふれ、資金の回収をするために、かなり強引な取立てを行っていました。

脅しや脅迫まがいの、テレビドラマで見かける事のある風景が、実際に行われていた事もあり、お金を借りている消費者金融の利用者は夜も眠ることができず、夜逃げや一家離散などが多発したのもまた事実です。

これがサラ金地獄ですが、目に余る現状をマスコミが大きく取り上げ社会問題化した事で、政府もサラ金規制に乗り出しました。取立てに関しては夜の8時から朝の8時まで、電話による催促の禁止など、様々な項目で違法な取立てを禁止するようになります。

社会問題化した事でサラ金の世間的な評判は落ち、サラ金自体が貸し倒れで倒産するようになります。このようなサラ金に借りる方もある意味悪いといえるかもしれません。

行き過ぎた取立ては貸す方に明らかに非があるため、業界を改善しようと規制のメスが入り、様々な形で改善が行われ、現在のローン会社が残っており、消費者金融と言う名称から、キャッシング会社という名称に切り替えています。

多くの人が簡単に利用が行なえるようになったといえます。多くのサラ金業者は、経営方針の転換や銀行との業務提携を余儀なくさせられました。かつてのサラ金を名乗り続ける業者は悪徳業者という形で残っていますが、悪徳業者は明確に違法とされているため、公の営業を行なう事ができず、貸金業法の規定に沿った貸付を行わなければ、営業停止になる決まりがあます。

いまや多くの人が安心してカードローンを利用できるようになっているのです。 サラ金の実態は現在ローン会社やキャッシング会社と名前を変え健全な営業を行っていますが、その営業形態は利息による利益を収益として営業しており、営業形態そのものは消費者金融と何ら変わるところはありません。ですからサラ金を利用する際には通常の審査もありますし、この審査に落ちる場合もあります。

いくつかのサラ金業者の中には、金利もそれほど高くない業者も存在していますが、ただし大半のキャッシング会社の金利は決して低金利ではありませんから、サラ金の利用はあまりオススメできません。 貸金業法が改正された現在では銀行などの後ろ盾がある消費者金融を利用するのが一番無難だと言えます。


借り換えローン

お金が必要な時、消費者金融からあっさりお金を借りられた方もいるのではないでしょうか。 審査時間も早いところでは1秒で審査終了というところもあります。

初めは1社から数十万円だけだったのに、気が付くと総額100万円を超えていたということはざらにあります。このように複数社にわたって借金を抱えてしまう多重債務者の方におすすめするのが借り換えローンです。

人気なのが銀行系の借り換えローンで、銀行系の借り換えローンのをおすすめする理由は低金利で安心できるということ。金利の高い消費者金融からの借金返済生活を続けている方におすすめします。

審査に通らないからと諦めずに各銀行の借り換えローンの詳細を調べてみることです。 各銀行は借り換え専用のローンを積極的に打ち出していますので、一昔前より審査は通りやすくなったかもしれません。